2018.01.29更新

食育という言葉はすっかり定着してきました。
平成17年施行の「食育基本法」からわかるように、
『子どもたちが豊な人間性をはぐくみ、生きる力を身につけていくためには、何よりも「食」が重要である。
今、改めて、食育を、生きる上での基本であって、知育、徳育及び体育の基礎となるべきものと位置づけるとともに・・・』とあり、
第7条には『伝統的な食文化、環境と調和した生産等への配意及び農山漁村の活性化と食料自給率の向上への貢献』、
第8条には『食品の安全の確保』と幅広い分野での食育の推進活動が期待されています。
結局、何を食べるのか
なぜこれを食べるのか
なぜこの時期に食べるのか
どうしてこのように調理して食べるのか 考えながら食べることが重要です。


投稿者: またほ歯科

2018.01.09更新

今年もよろしくお願いします。
しばらく食育についてお話していきます。
まず私たちの基本的な生活習慣から見てみましょう。
これは、アメリカのブレスロー先生が提唱した7つの健康習慣です。
 順に、適正な
1 睡眠時間
2 喫煙をしない
3 適正体重を維持する
4 過度の飲酒をしない
5 定期的に運動をする
6 朝食を毎日食べる
7 間食をしないです。 
 4と6と7は食生活に関わることです。


投稿者: またほ歯科

2017.12.27更新

食の現状
食の字は人に良いと書きますが、人を良くすることを育むイコール食育となります。
現在、食の現状はどうなっているのでしょうか。
核家族化の定着や単独世帯の増加さらに女性の社会進出もあり、
食生活の簡便化といいますか、外食や出来合いの惣菜、弁当など食の外部化が進んでいます。
グラフは家族そろって夕食をとる頻度を年度ごとに示しています。
年々、家族そろって夕食を、毎日とるは減少し週2~3回程度が増加しています。


投稿者: またほ歯科

2017.12.15更新

ひとの歯 
それではヒトはどうなっているでしょうか。ヒトは28本から32本の歯を持ち、食性は雑食性です。
永久歯は形態から
前歯(上下で8本)...おもに繊維質の多い野菜をかみ切るのに適している
犬歯(上下4本)...主に肉などをかみ切るのに適している。
臼歯(上下16本から20本)...主に穀物などをすりつぶすのに適している
に分けられます。
臼歯の本数に幅があるのは親知らずが生えているかどうかによります。

このように食べ物は野菜:お肉:ごはんまたは穀物は2:1:4で食べましょう。

さまざまな動物における食べ物の種類が、歯の形や本数さらに顔の形まで密接な関係があることが分かりましたか?


投稿者: またほ歯科

2017.12.05更新

草食のウマとウシ,短い草を好むのはどちらでしょう?

前歯によって食性が異なります。ご存知でしたか?
ウマは短い草を好んで食べます。
同じ草食動物であるウマとウシでも草の好みが異なっています。
ウシは長い方を好みます。この好みの差は実は歯の違いからきています。
両方とも草食動物であるから、奥歯である臼歯は発達しています。前歯が違うのです。
ウマは上下の前歯が、ちょうど毛抜きのように歯の先どおしが当たっていて、この歯で短い草を抜いて食べます。
ところがウシには下の前歯はありますが、上の前歯はないのです。
歯の代わりに歯板(しばん)という硬い骨があるだけです。
それで短い草を引き抜くことができません。しかし、ウシには前歯の代わりになるものがあるのです。
それは長くてよく動く舌です。
ウシは、長い舌で草を巻きつけ、そして下の前歯が"包丁"、上の歯板が"まな板"の役割をさせ草を切り、臼歯で噛んで食事をするのです。


投稿者: またほ歯科

2017.11.29更新

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カレイとヒラメの歯
おいしくしっかりと食事をとっていますか?
 今日は、「健やかな生活を支える食育」についてお話をします。患者さんのむし歯や歯周病の写真をお見せするのではなく、食べ方や噛み方など、食べることを中心とした内容になります
 最初にクイズをお出しします。
ヒラメとカレイの写真ですがどちらがヒラメでどちらがカレイでしょうか。どこを見て見分けていますか。
「左ヒラメに右カレイ」、ヒラメとカレイの見分け方であることは有名です。
両者ともカレイ目に属し、腹を手前に置いて左に顔があるのがヒラメ、右にあるのがカレイと一般にはなっています。
ヒラメは、口が裂け怖い顔をしていますが、カレイはおちょぼ口でやさしい顔になっています。
 そして大きな違いは歯にあります。ヒラメの歯は大きく尖っていますが、カレイの歯は小さいのです。
この差は、両者のエサの違いから起こります。
ヒラメは、イワシやアジを食べるために、大きくて強い歯が必要となります。また肉食だからどう猛な顔になるわけです。
 それに対してカレイは、イワムシやゴカイを食べているので、歯も小さくてすみます。
 それぞれの食べ物の差が、歯の違いであり顔の違いとなって現れています。


 

投稿者: またほ歯科

2017.11.18更新

歯と歯の間はデンタルフロスを!!

右の写真はデンタルフロスを歯と歯の間に入れのこぎりを引くようにやさしく入れていきます。
 フロスを入れた歯の面をこそぎプラークをとります。
最近は写真のようにあらかじめ
プラスチックのホルダーについているのがありますので便利です。
糸がほつれるか、切れるまで使えます。

左の写真は、染めだし液でプラークの付着しているところを確認し、
  プラークコントロールを行う予定の画像です。


投稿者: またほ歯科

2017.11.07更新

10月25,26日に青森県のリンクステーションホテル青森にて第81回全国学校歯科保健研究大会が開催されました。私は日本学校歯科医会の理事でして、青森県歯科医師会とともに主催者として25日よりリハと打ち合わせで前日より到着していました。今回は幼児、児童生徒、学生ならびに教職員の健康の保持増進を図るため学校歯科保健に関する調査研究を行うとともに、学校保健の普及及び振興に努め、もってその円滑な実施に寄与することを開催目的とし、主題・副題を「生き抜く力」をはぐくむ歯・口の健康づくりの展開を目指して~学校歯科保健からはじまる8020健康社会~として執り行われました。
詳細は後ほどリポートしたいと思います。
ちなみに写真は日学歯の理事の先生方です。


投稿者: またほ歯科

2017.10.23更新

昨年に引き続き今年も大学へ出向き学生さんたちに歯周病についての講義を50分間してまいりました。
今回お邪魔したのは、名古屋工芸大学というところ、最近IKEAが開業したところに近い場所です。
大学生の若い世代からの(特に20歳代)の口腔内、口腔ケアの状況等の実態は把握されておりませんしま、また若い世代への働きかけも実施していない状況です。
愛知県における歯科口腔保健の課題である歯周病(歯肉炎を含む)は、法定歯科健診受診機会のない成人期以降より増加する傾向があるという事から、法定の歯科健診が途切れてしまう、若い世代が自ら定期的に口腔管理を行う習慣を獲得することが、生涯良好な口腔環境を維持することにつながるということを検証するための事業です。
皆さん熱心に聞いてくださって、講演後も質問を多数いただきました。
工芸大の皆さまお疲れさまでした。


投稿者: またほ歯科

2017.10.18更新


















カンボジアは多くの戦争を経験してきましたが約40年前終結したポル・ポト政権においては国民の多くが死亡し、特に学者、先生などの知識階の多くが虐殺されたとのことです。
生存者のほとんどが14歳以下だったと云います。
学校まで破壊され、未だに全国的に学校・病院が足りない状況です。
学校は日本などが援助して建設していますが足りません。
教育熱は高く、学費はかからないのですが、卒業試験が厳しく大変なようです。
大勢の子供達を受け入れるために午前午後の二つに分けて、それでも親の家計を助けるため、学校に行けない小学生は観光地で土産、民芸品を売り歩いたりしているようです。


 

投稿者: またほ歯科

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