2017.01.27更新

歯の表面での不思議なこと
(2)再石灰化について

ずっと歯が解けっぱなしではないのです
むし歯菌が歯を少し溶かしてもそれだけでは大きなむし歯にすぐなるわけではありません。
少しずつですが、お口の中の唾液、つばが歯の汚れを流してくれて、元に戻そうとしてくれます。
これを「再石灰化(さいせっかいか)」と言います。

 口の中では甘い食べ物が入ってくるたびこの「脱灰」、「再石灰化」という働きが繰り返されています。
前回のお話しの脱灰と今回の話の再石灰化のバランスでむし歯にならないようになっているのです


投稿者: またほ歯科

2017.01.13更新

歯の表面の不思議
(1)脱灰について

 食事後、日常繰り返されている歯の表面の様子です。

・歯の表面に付いた汚れはプラークと呼ばれます。
・そのプラークの中にはミュータンス菌などと呼ばれるむし歯菌がいて、甘いものをエネルギーにして、歯を溶かす酸を作ります。
・これが原因で、歯からカルシウムやリンという成分が溶けていくことを、難しい言葉で「脱灰(だっかい)」と言います。

でもずっと歯が解けっぱなしではないのです
それは、次回でお話しいたします


投稿者: またほ歯科