2014.01.08更新

口腔ケアの重要性について説明します。
口腔ケア開始後に総菌数およびレンサ球菌数が顕著に減少し、ブドウ球菌、カンジダ菌の検出率も一気に減少しました。
これらのことから咽頭細菌の変動をおこすには、薬液による含嗽では効果は低く、歯磨きなどの物理的な清掃を用いた口腔ケアが効果的であることがわかりました。
・疾病予防として考えられる疾病には、
  1.むし歯、歯周疾患  2.口臭  3.口腔乾燥   4.舌苔  5.口内炎  6.口腔内細菌感染   7.カンジダ症  8.誤嚥性肺炎などがあります。
・口腔の障害の改善としては、
  1.疼痛の軽減  2.潰瘍などの創傷治癒の促進  3.適当な湿り気  4.味覚の維持などがあります。
・栄養の摂取としては、
  1.血行をよくする  2.唾液の分泌促進  3.食欲の増進  4.栄養の摂取がしやすくなる。
・QOLの向上(生きがい・爽快感)としては、
  1.言語が明瞭になる  2.対人関係の円滑化   3.適切な義歯  4.美しさの保持   5.生活に対する意欲が向上する
などがあります。

投稿者: またほ歯科

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