吉岡院長のつれづれ日記

2014.10.29更新

歯科レントゲン被ばく線量について
治療前のレントゲン撮影で患者さんは被ばく線量が気になるところです。
ドクターからすると症状の確認するためには必要不可欠なものです。
そこで歯科用レントゲンについて簡単にお話ししましょう。
口内法(小さなレントゲン写真)0.01-0.03mSv
パノラマ(大きなレントゲン写真)0.02-0.03mSv位の被ばくをします。

では問題です。
名古屋市での自然放射線量はどれくらいでしょうか?
0.04マイクロシーベルト/毎時となっています。
東京では0.23マイクロシーベルト/毎時とずっと高い数値ですね。
この数値は名古屋と東京では6倍くらい高い値となっています。
じゃあこれが問題化?となるとそうではないよですね。
余分な被ばくは浴びない方がいいに決まっていますが、
この数値を知っているなら変に心配するのもどうかな?と思いますよ。
変に気にされる患者さんが時々みえます。
目に見えないものは怖いものです。
うわべだけちょこっと聞いて、本質を理解しないとだめです。
まさに聞きかじりの知識で変な噂を信じるタイプにならないよう気お付けたいものです。

投稿者: またほ歯科

2014.10.22更新

秋ですね スムースジャズでも(7曲目)

本日はラリー・カールトンです

おなじみのギブソンES-335で奏でる彼のギターテクニックは
超が付くほどの技巧で、しかも超が付くほどのメロディアスな曲です。
スピーカーで鳴らしても、ヘッドホンで聴いても、ドライブで流しても
まさにどこで聴いてもバッチリです。
どなたが聴いてもキャッチーでわくわくする曲です。
ギターが喋ってる!と思えるほどなまめかしいですよ。
今回紹介するのはグラミー賞受賞曲で
~Larry Carlton ~ 「Room 335」
http://www.youtube.com/watch?v=zHfbqnWm6HY


相当難しいフレーズを弾いていますが難なく演奏しているとところがまた彼のすごい所。
コードを感じて語っている感じです。

聴きこむとさらに良さが分かってきます。


 

投稿者: またほ歯科

2014.10.15更新

長寿企業国家と長寿年齢国家

なんと日本には創業200年を超える企業が3000社以上あります。
この数は世界一だそうです。
そのうちの7社は1000年以上続く伝統をもっているそうです。
世界もっとも古い会社の上位3社はすべて日本の会社となっているのです。
世界中で比べたらもっと古くからある会社が沢山あると感じていたのに、
私達日本がその古い企業を独占していたとは知りませんでした。
東京商工研究の資料によりますと、創業100年以上の日本会社は、
な・な・なんと2万社以上あるそうです。
そして多くが家族経営で、酒蔵、食品製造、薬品などの従業員300人未満の中小企業となっています。
200年を超える会社はヨーロッパにも多く、
ドイツ、オランダ、フランスなどに200社前後の会社があるそうですが、日本にはおよびません・・・
しかしお隣中国では、最古の会社は1538年創業のお漬物店で、その他150年以上の歴史を持つ会社はわずかに5社しかないそうです。
意外でした。4000年の歴史を誇る国ですからもっとあると思っていました。
しかも中国の中小企業の平均寿命はわずか2年半と短く、移り変わりの激しさが分かります。
いかにいいものを提供しようと考えるのではなく、
いかにうまく儲かることを考えることが第一と考えているためなのでしょうか。
文化大革命の影響でしょうかね。
ホントここにも日本人の民族性が良く分かると思います。
まさに長寿企業国家と長寿年齢国家といえそうです。


 

投稿者: またほ歯科

2014.10.06更新

ジニ係数

社会の所得や不平等さを測る指数のインデックスとしてジニ係数と呼ばれるものがあります。
このジニ係数は0に近いほど平等で1に近いほど不平等や所得の格差があることを示します。
この指数の興味深いところに、0.4を超えると騒乱や暴動が起きやすいと言われております。
現在米国は0.374と0.4に近く不平等社会と言えます。
最近では警察官の銃問題から暴動の起きた地域があったことからも分かると思います。
ブラジルや一部のアフリカの国々はとうに0.4を超えています。
このグラフには書かれていないのですが、中国も0.4を超えているとのことです。
当然新聞やネットでの情報では、ウイグル地区で暴動が多発しています。最近では香港でもストライキがあり、今後の中国政府の動向で危険なにおいがします。
日本のジニ係数は0.256と低く、世界でもきわめて平等性の高い国です。
結構格差社会と感じていたのですが、所得格差はまだまだ小さい社会だということです。
少しずつ上昇しているとはいえ、まだまだ世界に比べるとかなり低い国だと分かります。

投稿者: またほ歯科