吉岡院長のつれづれ日記

2014.10.15更新

長寿企業国家と長寿年齢国家

なんと日本には創業200年を超える企業が3000社以上あります。
この数は世界一だそうです。
そのうちの7社は1000年以上続く伝統をもっているそうです。
世界もっとも古い会社の上位3社はすべて日本の会社となっているのです。
世界中で比べたらもっと古くからある会社が沢山あると感じていたのに、
私達日本がその古い企業を独占していたとは知りませんでした。
東京商工研究の資料によりますと、創業100年以上の日本会社は、
な・な・なんと2万社以上あるそうです。
そして多くが家族経営で、酒蔵、食品製造、薬品などの従業員300人未満の中小企業となっています。
200年を超える会社はヨーロッパにも多く、
ドイツ、オランダ、フランスなどに200社前後の会社があるそうですが、日本にはおよびません・・・
しかしお隣中国では、最古の会社は1538年創業のお漬物店で、その他150年以上の歴史を持つ会社はわずかに5社しかないそうです。
意外でした。4000年の歴史を誇る国ですからもっとあると思っていました。
しかも中国の中小企業の平均寿命はわずか2年半と短く、移り変わりの激しさが分かります。
いかにいいものを提供しようと考えるのではなく、
いかにうまく儲かることを考えることが第一と考えているためなのでしょうか。
文化大革命の影響でしょうかね。
ホントここにも日本人の民族性が良く分かると思います。
まさに長寿企業国家と長寿年齢国家といえそうです。


 

投稿者: またほ歯科